ナルニア 死が二人をわかつまで

ナルニアの作者ルイスとアメリカ婦人ジョイ。
二人の結婚は最初は便宜的で形式的なものでした。
アメリカ人の彼女がイギリスに滞在し続けるための手段。
結婚はオックスフォードの戸籍登録所。
もちろん式はありませんでした。
そして彼女は癌に倒れます。
「友情が恋愛に変わる正確な瞬間など、だれにもわからない。」(ルイス)

ナルニアの作者ルイスとアメリカ婦人ジョイ。
二人の結婚は最初は便宜的で形式的なものでした。
アメリカ人の彼女がイギリスに滞在し続けるための手段。
結婚はオックスフォードの戸籍登録所。
もちろん式はありませんでした。
そして彼女は癌に倒れます。
「友情が恋愛に変わる正確な瞬間など、だれにもわからない。」(ルイス)

C・S・ルイスのたった一回の結婚と
(驚くべきことに)たった一回の恋愛について。
映画が有名ですがもともとはルイスの伝記。
原題は「Shadowlands:影の国よさようなら」
(by Braian Sibley)
出会うまでのルイスとジョイの生涯と、
出会ったあとの人生(というより変貌)を描いています。
1985年にBBCにテレビ映画として放映され、
1989年にロンドンで上演され、
1982年にニューヨークで上演され
1993年 映画化。
(近所のビデオ屋にも置いてます)
いずれも大成功となりました。
ビデオで見るときはひとりがおすすめです。

C・S・ルイスを描いた「永遠の愛に生きて:SHADOWLANDS」を借りてきました。
美しい映像と静かなストーリ。一気に見てしまいました。
132分? ほんとに?
(ここからはネタバレ)
C・S・ルイスの後半生におけるただ一度のロマンス、
「永遠の愛に生きて:Shadowlands」が近所のレンタルビデオにあるのを電話で確認しました。
早速、借りてきます。
おお、グラハム・ベル万歳!
「馬と少年」をささげられたダグラス・グレシャムは
ルイスと結婚したジョイ・グレシャムの連れ子です。
彼がルイスに会ったのはりゅうりゅう君と同じ8才の時。
「英雄王ピーターのように銀の甲冑に身を固め、
剣を下げた人を期待していた」そうです。
(もちろん違いましたが、彼はルイスを大好きになりました)
ルイスが最初に入ったのは牧師ロバート・キャプロンが経営する小さな学校でした。
この牧師さんは最後は狂人と診断されましたが、災難だったのは生徒のほうです。
ルイスをこの学校をベルゼン(ナチの収容所)と呼び、
この経験が彼の集団(学校)への不信、無神論、厭世主義へとつながりました。
しかし少年時代に徹底的に見せ付けられた人間の暗黒面は
この体験をのりこえた後の彼の作品に素晴らしい奥行きを与えます。
ナルニア国ものがたり第一作 「ライオンと魔女:The Lion, the Witch, and the Wardrobe」の献辞
ルーシィ・バーフィールドへ
かわいいルーシィ
ぼくはこのお話をきみのために書きました。
でも書きはじめたとき女の子は本よりはやく大きくなるということに気がつきませんでした。
だからきみはもうおとぎ話を読む年ではなくなってしまいましたね。
印刷され製本されるまでにきみはもっと大きくなっているでしょう。
でもいつか日々を重ねたとき もう一度おとぎ話を読むでしょう。
本棚のどこか上のほうから取り出して、ほこりをはらって、
そしてその感想をぼくに話してくれるかもしれません。
ぼくは耳がとおくなって聞こえないかもしれないし、
年をとっていて理解できないかもしれません、
それでも僕はいつまでもきみのやさしい名付け親です。
彼女を「ライオンと魔女」のルーシィだと信じる子供たちは彼女に手紙を書きます。
これは少し悲しいお話です。
「ライオンと魔女」:"The Lion, the Witch, and the Wardrobe"で名付け親のC・S・ルイスが献辞を捧げたルーシィ・バーフィールド(Lucy Barfield)は本の出版から15年後 "multiple sclerosis"に冒されベッドでの生活を余儀なくされました。
彼女のもとにはたくさんの子供からの手紙が届きました。彼女をお話にでてくるルーシィ・ペペンジー(Lucy Pevensie)だと信じ ナルニアについて教えてほしいという子供もいましたし、彼女が病気なのを知り”hello”というためだけに手紙を書いた子供もいました。
"What a wonderful oasis of pleasure I have in this pretty terrible world, being recognized as Lucy,"
「(おはなしの)ルーシィだと思ってもらえるなんて、世界はつらいことが多いけど 私はなんてすばらしい喜びのオアシスをもっているのかしら」
Thanks "Narnia: A Look Back"
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